2002年式のメキシコ製ビートルを大切に乗る

  • 2010年10月2日納車/2017年1月30日売却
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ペダルの分解&グリスアップ

2014年6月29日

ペダル クラッチペダルを踏むとキュッキュと鳴くようになって数か月、重い腰を上げてこの問題に解決しようと思う。どうも音の発生個所はペダル付近っぽい。ひょっとするとクラッチケーブルのワイヤーを伝ってミッション側の音がしているのかもしれないけど、とりあえず自分でペダルを外してグリスを塗る作業はやってみようと思った。


空冷VW初心者な自分にとってはペダル付近の構造はブラックボックスで何が何だかわからなかったけど、何とか挑戦してみた。
決めては↓の動画を見てなんとなく手順を把握できたこと。なので外し方の手順等は写真に撮っていませんが、これを見れば大体わかると思う。
追記(2015.3.3)
※参考動画は削除されてしまいました。

※ちなみに今回はペダルを外してグリスを塗って異音を解決するのが主なのでクラッチケーブルの交換はしていないよ。


ペダルを外した後2 1.ペダルを外す
動画の通りにやりました。
1.ミッション側にあるクラッチケーブル後端の
  ウィングナットを外す。
2.ペダルが固定されている2つのボルトを外す。
ペダルを外した後 3.ブレーキペダルの根本にあるブレーキの棒が外れないための
  クリップを外す。(そんなに固くないです。)
4.ブレーキペダルのスプリングフックを外してブレーキの棒を
  外す。
5.あとはペダルを引き出せばOK。
※クラッチケーブルはトンネル外へ少しだけ出た状態にしておきました。


2.ペダルを外した
これから分解して掃除&グリスを塗って組み立てますが、元に戻せなくなると困るので現状の写真を撮っておきます。

外したペダル1 外したペダル2 外したペダル3

3.ペダルを分解する
アクセルペダルに関しては、ペダル本体とアクセルワイヤーを引っ張るローラーのような部品で構成されています。どちらもピンで固定されています。特に締めて固定されているわけではないので簡単に引っこ抜けます。

クラッチペダルに関しては、ピンがクラッチペダルとシャフトをガッチリ固定しているのでピンポンチという工具を使って取り外します。ハンマーでガンガン叩いて外してください。クラッチペダルのピンが抜けたらペダルとシャフトを分離して取り外します。

ブレーキペダルに関しては、スナップリングプライヤーを使ってスナップリングを外します。

※ピンポンチとプライヤーどちらもストレートで買いましたよ。

アクセルペダル1 アクセルペダル2 クラッチペダル1 ブレーキペダル1

4-1.部品を洗浄した(アクセルペダル付近)
アクセルペダルの部品を洗浄したよ。
アクセルペダルの裏側とかにワーゲンのマークとか入っているかな?と思ったけど何も入っていなかったです。

アクセルペダル本体 アクセルペダルの部品

4-2.部品を洗浄した(ブレーキ・クラッチペダル付近)
新しいクラッチシャフト ブレーキ・クラッチペダルの部品を洗浄したよ。
で、今回の原因であるクラッチペダルを踏んだ時になる異音はどこが発生個所か?これは分解してみてもわかりませんでした。ペダルシャフトの先端のクラッチケーブルを引っかける部分か?もしくはペダルシャフトの油切れなのか?たぶんこのあたりでしょうね。
原因は分からないけど、クラッチペダル付近の悩みを解決できそうなパーツがあったので今回はそれを使います。
クラッチケーブルシャフトアップデートKIT L.H.D. T-1 '58-ON、T-3 '61-ON、K.G. '58-ON(4800円+税)
洗浄したペダルたち このシャフトはクラッチペダルのケーブルをフックで引っかけるタイプではないので今後起きるであろう摩耗・異音等を考えなくてもよさそうです。FLAT4さんのこちらのブログで取り付け方法が解説してあります。
このペダルの作成者のYoutubeも見つけました。


5.部品のグリスアップ
グリスを塗っていきます。
グリスはフロントトーションバーで使用しているグリス(リチウムグリス)を流用しました。まぁ高速で動く部分とかでもないでしょうから何でも良いと思うよ。
ペダル各場所に純正番号を見つけましたので明記しておきます。
アクセルペダルの土台部分 純正品番:113 721 109 A
アクセルペダルのブッシュ 純正品番:113 721 113 A
ブレーキペダルのブッシュ 純正品番:113 721 153 A

アクセルペダルにグリス1 アクセルペダルにグリス2 ブレーキペダルにグリス1

6.部品の組み立て
隙間が空いている グリスを塗ったら部品を組み立てていきます。
今回のキモとなるクラッチケーブルシャフトですが、結論から言うと組み付けたときに若干隙間が空きます。
写真を見てもらえばわかりますが、大体1.5mm程度隙間が空いています。流石にペダルが微妙にスライドしてカタカタなりそうなので急遽スペーサーを自作しました。
※別のビートルの年式(例えばドイツ製)だとほぼ隙間なく収まるのかもしれません。


7.シャフトスペーサーの作成
スペーサーの作成 クラッチケーブルシャフトの径は15mmです。
ワッシャーとか流用できそうかな?と思ったのですがなかなか見つかりません。色々探した結果、amazonで売っているホンダ用のオイルドレンパッキン(10ピース M14 94109-14000 19-17012)を加工したよ。
外形22mm/内径14.2mm/厚み2mmでアルミ製。ヤスリで何とかスペーサーが作成できました。厚みを削るときはスペーサーを紙やすり(#360)に押しつけながら円を描くようにするとうまくいったよ。


8.再度部品の組み立て
ペダル組み立て完了 ブレーキペダルのスナップリングを装着後、クラッチケーブルシャフトのピンの打ち込みでペダル組み立て完了です。うまくシャフトの隙間も埋めれてスムーズな動きで良い感じになってきました。


9.車体にペダルを取り付ける
ケーブルを固定した ペダルを取り付けていきます。順序は基本、取り外しの逆で行いました。最初にクラッチケーブルを固定した後、アクセルケーブルとアクセルペダルの装着・そしてブレーキの棒の装着はペダルのボルトを締める前に行います。
一つずつ装着するという工程が出来なくて、アクセルケーブルとブレーキの棒の装着がほぼ同時でバランスよく入れないといけませんですね。
ペダル取り付け完了 これも動画を見てもらえば分かると思います。
ブレーキの棒が外れないようにクリップを付けて、最後にブレーキのスプリングを引っかけるのですが、これもストレートのスプリングフックを使いましたよ。まぁ器用な人なら自作できるかも。


10.ウィングナットの取り付け
ウィングナットで固定した ペダルの取り付けが終わったら、車体の下にもぐりクラッチケーブルをウィングナットで固定します。
この固定位置がクラッチの切れに直結する部分かと思いますので、3,4回クラッチペダルを踏んで位置を調節しました。
写真ではわかりにくいですが、ミッションから生えているレバーのスプリングがサビサビだったのでグリスを塗っときました。
クラッチケーブルの調整で気付いたのですが、クラッチのレバー(調べたらクラッチオペレーティング レバーというようです。)の長さの問題か、ケーブルの長さの問題か分かりませんがケーブルの後端が車体にスレスレで当たりそうでした。
※まぁスレスレでも当たっていないのでクラッチ操作には問題はないが...要課題です。


11.取り付け完了
取り付け完了 試乗してクラッチの位置を確認後、また少し調整しました。
最後にラバーマット等を付けて完成です。ラバーマットのアクセルペダル付近にマジックテープのフワフワのほうを貼ってみました。 肝心のクラッチペダルを踏んだ時の異音はすっかり解消されました!メチャメチャスムーズです!これでまだ音がするようならミッション側の問題かと思うと助かりました。
※写真のラバーマットの上に敷いてあるカーペットはホームセンターで買ってきた自作品です。これも追って紹介したいと思います。